足の痛みと歩行の悩みを解決する–「足と歩行のクリニック 荻窪院」村井 峻悟 院長の挑戦
2026.01.07
地域の皆様の心と体に調和を。藤沢ソーマクリニック院長が提案する、新しい時代の「相談しやすい」医療の形
藤沢ソーマクリニック
院長 柿沼 勇太
神奈川県藤沢市、藤沢駅ほど近くに居を構える「藤沢ソーマクリニック」。ここでは、麻酔科専門医としての確かな技術と、患者一人ひとりの生活に寄り添う温かな診療が融合した、新しいスタイルの医療が提供されています。院長の柿沼勇太先生は、大学病院の最前線で命を救う現場を経験してきたスペシャリストです。そんな先生が、なぜ今、地域医療の現場で「ペインケア」と「睡眠治療」に注力するのか。クリニックの名前に込められた想いや、スタッフと一丸となって作り上げる理想のクリニック像についてお話を伺いました。
—まずは、柿沼先生が医師を志したきっかけを教えてください。
学びを重ねる中で、職業について「何が人の役に立ち、自分には何ができるのだろうか」と考えるようになりました。その中で、医学は人の生活に最も身近で、誰にとっても必ず必要とされる分野であると感じました。医療の知識や技術は、患者さんだけでなく、大切な家族を守ることにも役立ち、さらに地域社会全体への貢献にもつながる。そう考えるようになり、「人の役に立てる医師でありたい」という思いが次第に強まっていきました。
—専門として「麻酔科」を選ばれたのはなぜでしょうか?
大学病院では麻酔科専門医として、主にICU(集中治療室)で呼吸管理や痛みの管理に携わってきました。命の最前線で全身管理を行うことは非常にやりがいがありましたが、次第にその経験を「もっと身近なQOL(生活の質)の改善」に活かしたいと考えるようになりました。
—華やかな大学病院から、地域医療へ目を向けられたのですね。
そうですね。ドラマのような救命の現場も大切ですが、日々の「痛み」や「眠れない」といった悩みを取り除くことで、人生の質は大きく変わります。その一助になりたいと考え、今に至ります。
—大学病院を経て、この地で開院された経緯を教えてください。
大学病院の麻酔科医は、主に手術室やICUで活動するため、患者さんとじっくり向き合う時間が限られてしまいます。だからこそ、よりプライマリ(初期)の段階で不調に寄り添い、痛みやつらさを改善していく「ペインケア」を軸にした診療を行いたいと考えるようになりました。その思いが、開院を決意した大きな理由です。 また、私は藤沢にある慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科で、公衆衛生や健康経営について学んだ経験があります。その頃から藤沢の街には親しみがあり、共に学んだ仲間やつながりもありました。海と山に囲まれ、明るく開放的な雰囲気を持つこの街は、私にとって特別な場所です。
—「ソーマ(SOMA)」という言葉には、どのような想いが込められていますか?
ギリシャ語で「体」や「調和」といったニュアンスがあります。痛みを取るだけでなく、体全体のバランスや生活の調和を整えていきたいという願いを込めています。
—開院にあたって、一番苦労されたことは何でしょうか?
今は開院して間もないので、マーケティングや広告、HP制作など「クリニックをどう知ってもらうか」という全てのプロセスを同時並行で進めるのが大変ですね。ただ、優秀な事務スタッフがチームとして動いてくれているので、非常に助かっています。
—柿沼先生が、日々診療する上で最も意識していることは何ですか?
「患者さんの話を、しっかりと聴くこと」です。ただ、私自身は“患者さん”を「病気を持った人」として一方的に見ることはしたくないと考えています。同じ地域で、ともに社会生活を送る仲間であり、共に生きる存在。その中で、私たち医療者に何ができるのかを考える——それが藤沢ソーマクリニックの基本的な姿勢です。 痛みや不調の背景には、身体的な問題だけでなく、生活環境や仕事、家庭、睡眠、ストレスなど、さまざまな要因が関わっています。そうした本音を引き出すためには、安心して話せる関係性が何より大切です。
—スタッフの方々との連携で大切にしていることはありますか?
スタッフ教育においては「疑問点を明確にすること」を徹底しています。こちらから答えを押し付けるのではなく、相手が何に疑問を感じているかを話してもらう。そうすることで、現場のレベルが上がり、結果として患者さんにより良い医療を提供できると考えています。
—「医療はサービス業」という言葉も印象的でした。
はい、患者さんが相談しやすい雰囲気を作ることも、プロとしての仕事だと思っています。特にペインクリニックや睡眠外来は不安を抱えて来られる方が多いので、笑顔で帰っていただけるような環境づくりを重視しています。
—今後、どのようなクリニックにしていきたいとお考えですか?
「何かあったら、まず思い出してもらえる場所」でありたいと思っています。体調が悪いときだけでなく、「ちょっと相談したい」「誰に聞けばいいかわからない」——そんなときに、気軽に立ち寄れるクリニックでありたいですね。 医療の枠にとどまらず、地域の皆さんと同じ生活圏で共に暮らす仲間として、日々の困りごとや不安に寄り添う「生活の相談所」のような存在になることが目標です。対話を大切にしながら、一人ひとりにとって今できる最善の選択肢を一緒に考えていきたいと考えています。
—どのようなお悩みを持つ方に、ぜひ来ていただきたいですか?
慢性的な痛み(頭痛・肩こり・腰痛・神経痛など)でお困りの方はもちろん、いびきや不眠、睡眠の質の低下といった睡眠の悩みをお持ちの方にも、ぜひご相談いただきたいと思っています。また、「検査では異常がないと言われたけれど、なんとなく体がだるい」「疲れが取れない」といった原因のはっきりしない不調も歓迎です。 痛みや睡眠の悩みを我慢せず、早めにご相談いただくことで、日常生活の質——QOL(生活の質)の向上につなげるお手伝いができればと考えています。
—最後に、柿沼先生の「夢」を教えてください。
今後の医療は、対等な立場で向き合う「完全なるサービス業」へと進んでいくと考えています。病気や健康のことで困っている方に対して、医療としてどのような価値やサービスを提供できるのか——それは、これからの医療における新しい課題だと思っています。 医療は「与えられるもの」ではなく、「選ばれる時代」になりました。だからこそ、専門性を大切にしながらも、患者さん一人ひとりに喜んでいただける、そして「ここを選んでよかった」と感じてもらえるサービスを提供できるクリニックでありたいと考えています。 湘南・藤沢の地で、地域の皆様とともに歩みながら、自分らしく、健やかに暮らせる笑顔の毎日を支える存在であり続けること。それが、藤沢ソーマクリニックの目指す医療であり、私の夢です。
Profile
院長 柿沼 勇太
慶應義塾大学医学部を卒業後、長年にわたり大学病院の麻酔科専門医としてICU(集中治療室)を中心に勤務されてきました。呼吸器管理や痛みの管理のスペシャリストとして活動する傍ら、産業医・管理医として一般内科や睡眠治療の経験を積み重ねていらっしゃいます。2026年1月、ご自身の理想とする「QOLの観点から身体の不調を改善する医療」を提供するため、当クリニックを開院されました。専門知識をわかりやすく伝える、親しみやすい診療スタイルが多くの評判を呼んでいます。