Interviewインタビュー

大神宮デンタルクリニック 院長 石毛俊作が語る、技術への誠実さと地域への想い

大神宮デンタルクリニック

院長 石毛 俊作

千葉県船橋市、京成線「大神宮下駅」から徒歩0分という抜群の利便性を誇る大神宮デンタルクリニック。2021年の開業以来、地域住民の「お口の門番」として親しまれています。今回お話を伺ったのは、院長の石毛俊作先生。大学病院や船橋中央病院の口腔外科で長年研鑽を積み、医学博士号も持つ「お口の外科処置」のスペシャリストです。 なぜこの地に開業を決めたのか、そして石毛院長の歩みと、クリニックが目指す未来について詳しく伺いました。

「専門性を、もっと身近に。」駅直結のクリニックで紡ぐ、患者様ファーストの歯科医療–大神宮デンタルクリニック 石毛 俊作 院長インタビュー

医師としての原点と「通いやすさ」への想い

まずは、石毛先生が歯科医師を目指されたきっかけを教えてください。

父が耳鼻科の医師をしていたことが一番大きいですね。実家がクリニックという環境で育ったので、物心ついた時から「自分もいつかは医療の道に進むんだろうな」と自然に考えていました。特に何歳からという明確な区切りはありませんが、小学生、中学生の頃にはその方向を目指していました。

2021年にここ「大神宮下」で開業されましたが、この場所を選ばれた理由は何だったのでしょうか?

長年、大学病院など大規模な病院に勤務していたのですが、そこでは平日の日中しか診療ができませんでした。紹介されて来られる患者様も、わざわざお仕事を休んで来院される。それがずっと気になっていたんです。「働く人が通いやすい時間と場所で、質の高い医療を提供したい」と考え、土日診療が可能で、かつ駅からのアクセスが良い場所を探しました。

駅直結という立地には、こだわりがあったのですか?

はい。ここは「大神宮下駅」を出てすぐ、雨にも濡れずに来られる場所です。提携のコインパーキングもあるので、お車でもお越しいただけます。患者様にとっての「通いやすさ」を最大限に追求した結果、この場所に行き着きました。

医療への誠実さと「当たり前」の追求

診療において、石毛先生が特にこだわっているポイントはどこですか?

非常にシンプルなのですが、「当たり前のことを、当たり前に、ちゃんとやる」こと。これに尽きますね。例えば虫歯の詰め物をする際、しっかりと乾燥して水分を飛ばし、接着剤を適切に塗ってから光を当てる。こうした基本的な工程を一つひとつ、サボらずに丁寧に行うことが、結果として長持ちする綺麗な治療に繋がります。

「サボろうと思えばできてしまう」部分こそ、大切にされているのですね。

患者様からは見えない部分ですし、サボってもすぐにはバレないかもしれません。しかし、そこを疎かにするとすぐに詰め物が取れたり、形が歪になったりします。一度適当な治療をしてしまうと、その後の治療もずっとそうなってしまいます。だからこそ、一工程ずつの精度には絶対に妥協しないようにしています。

患者様との対話において意識されていることはありますか?

丁寧な説明を行い、患者様に納得・同意をいただいてから治療に入る「インフォームド・コンセント」は徹底しています。以前の歯医者で「何をされたか分からなかった」という不安を抱えて来院される方も多いです。トラブルを避け、安心して治療を受けていただくために、説明は丁寧に行うよう心がけています。

経営者としての苦悩と喜び

勤務医時代と、開業してからの経営者としての立場で、一番の違いは何でしょうか?

やはり「人(スタッフ)をまとめること」の難しさですね。勤務医の時は自分の治療に集中できましたが、今はスタッフ12名と一緒にクリニックを作っています。数年前から定期的にミーティングを行い、コミュニケーションを密に取ることを大切にしています。また、病院時代には専門部署があったクレーム対応や、労務・税務といった事務作業を自分で行うことも、経営者ならではの大変さだと実感しています。

これまでに一番苦労されたエピソードがあれば教えてください。

開業したのがちょうどコロナ禍の時期だったので、当時は手探り状態でした。また、歯科医師は大学で経営を学ばないので、保険の仕組みや役所への手続きなど、ゼロから経営を勉強することはかなりハードでしたね。

逆に、開業して良かったと感じる幸せな瞬間はどんな時ですか?

患者様から直接、感謝のお言葉をいただけるのが一番嬉しいです。また、スタッフたちが長く勤めてくれていることにも非常に感謝しています。長く通ってくださる患者様が増え、スタッフとも仲良く良い雰囲気で診療ができている現状に、とてもやりがいを感じています。

次世代の開業医へ贈る「武器」と「ビジョン」の重要性

今後のクリニックの展望について教えてください。

当院では現在、「治す」ことに留まらず、口腔機能の維持を通じて患者様の「生活を豊かにできる」クリニックを目指しています。直近では食いしばりを緩和するボトックス治療など、新しいサービスも取り入れ始めました。こうした新しい取り組みは、地域の方々の全身の健康に寄与するだけでなく、スタッフのやりがいや専門性を引き出すことにも繋がります。歯科医療は日々進化しているため、常に情報をアップデートし続け、地域にどう貢献できるかを問い続ける姿勢を大切にしていきたいですね。

これから開業するにあたって、どのような「強み」を持つべきでしょうか?

自分の「得意な武器」を明確にすることをお勧めします。私の場合、親知らずの抜歯やインプラント、口腔内の外科処置といった「口腔外科」の専門性を軸にしたことで、他のクリニックとの差別化を図ることができました。最近では低価格での部分矯正など、間口を広げる取り組みも行っていますが、根底にあるのは専門性への信頼です。ご自身の専門資格や得意分野をホームページ等でしっかり開示し、患者様が症状に合わせて選べるようにすることが、精度の高い治療と安定した経営に繋がるはずです。

最後に、開業を目指す先生方にメッセージをお願いします。

開業は、自分の理想とする医療を形にできる素晴らしい挑戦です。私自身、コロナ禍での手探り状態からのスタートでしたが、スタッフと協力し一工程ずつ丁寧に「当たり前のこと」を積み重ねてきたことで、今では多くの患者様に通っていただけるようになりました。経営者としての苦労は絶えませんが、患者様からの感謝や、スタッフが良い雰囲気で働いてくれている姿を見ることは何よりの喜びです。勇気を持って、ご自身の理想とする歯科医療を地域に紡いでいってほしいですね。

Profile

院長 石毛 俊作

東北大学歯学部を卒業後、2007年より千葉大学医学部附属病院の歯科・顎・口腔外科にて臨床研修を開始。その後、千葉大学大学院にて医学博士号を取得されています。2013年からはJCHO船橋中央病院の歯科口腔外科およびインプラントセンターにて7年間にわたり勤務し、数多くの難症例や外科手術を執刀してこられました。 2021年、地域住民の方々にとって、より身近で専門性の高い歯科医療を提供したいという想いから、船橋市宮本に「大神宮デンタルクリニック」を開業。口腔外科のスペシャリストとしての確かな技術と、患者様の利便性を追求する誠実な診療姿勢で、地元の信頼を集めていらっしゃいます。

会社情報

医院名

大神宮デンタルクリニック

設立

2021年