Interviewインタビュー

「気合」と「真実」で歯科医療の常識を覆す。五反田駅前歯医者・大木烈院長の妥協なき挑戦

五反田駅前歯医者

院長 大木 烈

東京都品川区、五反田駅からほど近い場所に位置する「五反田駅前歯医者」。利便性の高い立地以上に注目を集めているのが、院長・大木烈先生の掲げる「忖度しない医療」です。患者様にとって耳の痛いことであっても、健康のために必要な真実を伝える――その一貫した姿勢の裏には、波乱に満ちた半生と、医療の本質に対する深い洞察がありました。今回は大木院長に、医師を志したきっかけから、365日診療を続ける理由、そして兄弟で描く医療の未来像まで、熱く語っていただきました。

サラブレッドではないからこそ辿り着いた、患者への「忖度なき誠実さ」――五反田駅前歯医者・大木烈の医療哲学

逆境を力に変えた「歯科医師への原点」

さっそくですが、先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。

小学生の頃に教えてもらっていた家庭教師の先生が医学生で、その姿を見て医学部を目指しました。また、ちょうど祖母が入れ歯で困っていたこともあり「歯医者も良い仕事だな」と思ったのもきっかけの一つです。

先生は「自分はサラブレッドではない」とおっしゃっていますね。

はい。父は会社経営者でしたが、私の学生時代に自己破産しています。成績が良くないと奨学金も借りられない状況だったので、大学時代は「1単位も落とせない、全科目80点以上取らなければ道が閉ざされる」という極限状態でした。勉強は嫌いでしたが、必死に机に向かいました。

その時の「一歩も引けない」という経験は、現在の診療スタイルにどのような影響を与えていますか?

誰かに用意された道ではなく、自らの力で道を切り拓いてきたという自負が、今の私の根底にあります。もともと組織に馴染むタイプではないと自覚していたこともあり、自らの城(クリニック)を構え、自分の責任で100%の力を患者様に注ぐ現在のスタイルこそが、あの時の経験から辿り着いた自分に最も相応しい形だと感じています。

365日診療と「忖度しない」医療哲学

五反田駅前歯医者では365日診療を行っていますが、その理由は何ですか?

他のクリニックが休んでいる時に開いていることは、患者さんへの還元になります。年末年始も全て開けています。大変な時もありますが、これも「気合」です。自分が持っている技術や材料を出し惜しみせず、最高の状態で提供したい。そのためには、自分がオーナーとして責任を持って場を守る必要があると思います。

診察時に最も意識していることは何でしょうか?

患者さんに「真実を伝える」ことです。顔色を伺って耳に優しいことだけを言うのは医療ではありません。なので、嫌われても健康のために必要なことは忖度なしにはっきり伝えるようにしています。

非常に厳しい姿勢ですが、患者さんの反応はいかがですか?

もちろん最初は驚かれることもあります。しかし、将来を見据えた「ありのままの現状」をお伝えすることが誠実さだと考えています。実際、ご自身の健康のために真実を知りたいと思う方は多く、そうした真摯な対話を積み重ねることが、最終的には揺るぎない信頼関係に繋がっていくのだと信じています。

経営者としての葛藤と「攻め」の姿勢

開業から6年目を迎えられましたが、これまでで一番苦労したことは何ですか?

やはり365日稼働を維持するための体力と、スタッフマネジメントですね。今は15名ほどのスタッフがいますが、彼らにはうちで働いている間は幸せになってほしいです。しかし、家族のように接しつつも「他人である」という距離感は保つようにしています。仲良くなりすぎると、プロとしての緊張感が損なわれてしまうからです。

設備投資にも非常に力を入れているとお聞きしました。

開業時に融資を受け、最新の設備を揃えました。アメリカのメーカーから、日本で初めてその機械を使って地域貢献したと表彰されたこともあります。良い治療には良い道具が必要不可欠だと考えているので、そこは一切惜しみません。

コロナ禍での物件契約など、決断のスピードが速いですね。

周りが「今はやめておけ」と言う時こそチャンスだと思っています。家賃が高い駅前の物件を、あえてこの時期に2フロア契約しました。「逆張り」こそが、多くの人に埋もれない唯一の方法だと思います。

兄弟の絆と「次世代へ繋ぐ」ビジョン

先生にとっての最終的な「夢」を教えてください。

13歳離れた実の弟が医師をしていて、当法人の理事長を任せています。将来、彼と一緒に「医科と歯科が連携した医療」を盤石なものにすることが私の人生のゴールです。

兄弟で医療を支えていくのですね。

私たちの家系では、私たちが初めて医療の道を選びました。だからこそ、この場所を単なる自分の代で終わらせるのではなく、次世代へと受け継いでいけるような確かな土台に育て上げたいという強い想いがあります。将来的には、これまで共に歩んできた弟がリーダーとして輝けるよう、私は一歩引いて全力でサポートしたいと考えています。そうして医療を通じて家族や社会に貢献し続けることができれば、私にとってこれ以上の幸せはありません。

最後に、これから開業を目指す歯科医師の方へアドバイスをお願いします。

大切にしているのは、周囲の意見に惑わされず『自分自身の信念を貫くこと』です。恵まれた環境に甘んじることなく、常に向上心を持ち続け、地道な努力を積み重ねていく姿勢を忘れたくありません。他の方が避けてしまいそうな困難な道であっても、たゆまず歩み続けること。それこそが、一歩ずつ着実に理想の医療へと近づき、多くの人から信頼をいただける自分へと成長するための、唯一の道だと思います。

Profile

院長 大木 烈

2007年に昭和大学歯学部を卒業後、同大学での臨床研修を経て、複数の歯科クリニックで研鑽を積む。2020年11月、五反田駅前歯医者を開院。現在は医療法人社団雙葉会の理事長を兼任しつつ、2023年には医療法人社団HEROを設立した。養父の会社倒産という逆境を「気合」で乗り越え、学費を自ら工面しながらトップクラスの成績で卒業した苦労人でもある。現在は「患者に真実を伝える」ことを信条に、15名のスタッフと共に地域No.1のクリニックを目指している。

会社情報

医院名

五反田駅前歯医者

設立

2020年