女性の一生に寄り添う、一番身近な“かかりつけ医”を目指して・神谷町WGレディースクリニック尾西芳子院長インタビュー
2026.05.15
「歯を治す、その先の笑顔まで。MFデンタルクリニック・保田靖がチームで灯す、地域医療のともしび。」
医療法人社団ともしび会MFデンタルクリニック
院長 保田 靖
千葉市中央区に位置する「MFデンタルクリニック」。そこには、歯科医師としての確かな腕だけでなく、患者様やスタッフへの深い愛情を持つ保田靖院長の姿があります。代々続く「医療の血」を継ぎ、時にドラマのような運命的な出会いに導かれながら、院長はこの地で20年以上にわたり診療を続けてきました。 今回のインタビューでは、MFデンタルクリニックの開業秘話から、スタッフ教育への想い、そして管理栄養士や保育士を巻き込んだ独自の歯科医療構想まで、保田靖院長が目指す理想のクリニック像を紐解きます。「歯を治す場所」を超え、「人生を豊かにする場所」へと進化し続けるクリニックの舞台裏に迫りました。
—まず、保田先生が歯科医師という道を選ばれた原点を教えてください。
山梨県で眼科医をしていた祖母の影響が非常に大きいです。両親が共働きだったため、放課後はいつも祖母の診療所で過ごしていました。白衣を着て忙しく働く祖母の姿を見て育ったので、医療の世界は私にとってごく身近で自然なものでした。
—具体的に「歯科」を選ばれたのはなぜですか?
高校生の頃、進路に悩んでいた私に祖母が「あなたは手が器用だから、その技術を活かせる歯医者が向いている」と勧めてくれたんです。親戚にも歯科医師と僧侶を兼業しているユニークな叔父がいたりと、医療の家系としての流れもあり、自然とこの道に進むことを決めました。
—開業に至るまでには、驚くようなエピソードがあったそうですね。
まさに「縁」としか言いようがありません。勤務医時代、矯正の勉強のために親戚の専門医を訪ねていた際、その先生に一本の電話が入ったんです。それが「後継者や開業希望者を探している」という内容でした。その場で「お前、やってみないか?」と声がかかり、トントン拍子で今の場所にMFデンタルクリニックを開くことになりました。
—スタッフの採用において、一番大切にされている基準は何でしょうか。
「私自身や今のスタッフたちが、一緒に働きたいと思えるかどうか」です。実は以前、組織運営で非常に苦労した時期がありました。その経験を経て、スキル以上に人間性やチームとの調和を重視する今のスタイルに辿り着きました。
—教育の面で、特に意識されていることはありますか?
「他人と比較させないこと」です。新人スタッフには、常に「昨日の自分と比べて何ができるようになったか」を大切にするよう伝えています。詰め込みすぎず、2年、3年という長いスパンで見守ることで、本人が着実にプロとしての自信を深めていける環境を作っています。
—クリニック内の雰囲気作りについても教えてください。
心理的な「居心地の良さ」を最優先しています。スタッフ専用の休憩室を別に確保したり、家族的な温かさを大切にしています。スタッフ同士の仲が良いことが、結果として患者様への質の高いサービスに繋がると信じています。
—ホームページのキャラクターやデザインに込められた想いを教えてください。
ハリネズミのキャラクターは、幸運や家庭円満の象徴なんです。私が学生時代に飼っていたこともあり、親しみを感じて採用しました。また、スタッフの似顔絵は手書きにこだわっています。温かみのある雰囲気を出すために、スタッフ全員で何十時間もかけて議論して作り上げました。
—管理栄養士や保育士が在籍しているのも、非常に珍しいですね。
歯科医院は、メンテナンスを通じて一生通い続けていただける場所です。それならば、単に歯を治すだけでなく、食事や栄養、発育についてもサポートできる存在でありたいと考えました。専門職がチームを組むことで、全身の健康に寄与できるのが当院の強みです。
—業務の効率化やデジタル化については、どのようにお考えですか?
サブカルテの電子化や最新機器の導入など、デジタル化は積極的に進めています。これによって情報の共有がスムーズになり、何よりスタッフの負担が軽減されます。浮いた時間で、患者様とのコミュニケーションという「人間にしかできない仕事」を深めることができます。
—これから数年先、クリニックをどのような場所にしていきたいですか?
地域の方々にとって「あ、MFのスタッフだ」と街中で気づいてもらえるような、より密着した存在になりたいですね。笑顔で挨拶を交わし、困った時にはいつでも頼っていただける。そんな地域コミュニティの一員として進化し続けたいと思っています。
—将来的な夢やビジョンについてもぜひお聞かせください。
今は、これまで築き上げた「患者様に寄り添う医療」をどう次世代へバトンタッチしていくか、その形を模索しているところです。後継者の育成も含め、この場所が永く地域に愛される場所であり続けることが私の願いです。
—開業を目指す若い医師たちへ、保田先生から伝えたいことはありますか?
「一人で全部やろうとしないこと」です。自分の脳だけで考えられることには限界があります。周囲のスタッフや仲間の力を借りて、チームで一つのものを作り上げていく。その方が結果として良いクリニックになりますし、院長自身の心も楽になります。
Profile
院長 保田 靖
医療法人社団ともしび会 MFデンタルクリニック 理事長・院長。 2000年3月に神奈川歯科大学を卒業。翌年5月に歯科医師免許を取得し、大隅歯科医院に入職。研鑽を積んだ後、2004年に運命的な縁に導かれ、千葉市にMFデンタルクリニックを開院。2015年には医療法人社団ともしび会を設立。 「患者様に“ここに来てよかった”と思って頂けるような最高の歯科医療をチームで提供する」という理念を掲げ、一般歯科から矯正、インプラントまで幅広く対応。近年では管理栄養士による栄養指導を導入するなど、口腔内から全身の健康を支える歯科医療の確立に尽力している。明るくバイタリティ溢れる人柄で、スタッフや地域住民から厚い信頼を寄せられている。
会社情報
医院名
医療法人社団ともしび会MFデンタルクリニック
設立
2004年5月