なぜ、訪問診療という形で地域医療に貢献するのか?仙台みやぎの訪問クリニック 院長 川村 雄剛 先生に聞く、医師としての信念と挑戦
2025.10.01
ラグビー日本代表のチームドクターも務めたスペシャリストが語る、祐天寺駅前で叶える「健康で楽しい毎日」のつくり方
つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック
院長 中谷 創
祐天寺駅前という好立地にありながら、トップアスリートのための治療施設のようなプロフェッショナルな環境を整えた「つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック」。院長を務める中谷 創先生は、ラグビー日本代表チームドクターやオリンピック大会ドクターなどを歴任してきた、まさに「スポーツ医療の最前線」を知る医師です。今回は、中谷先生がなぜ自衛隊での輝かしいキャリアを経て、この地でクリニックを開業したのか、そして患者様一人ひとりに寄り添う治療の神髄について、たっぷりとお話を伺いました。
—まずは、先生が医師を志したきっかけについて教えていただけますか?
小さい頃から体調を崩すことが多く、病院に通う機会が多かったため、自然と医療の現場が身近な存在でした。また、高校時代に打ち込んでいたラグビーで膝の靭帯を損傷し、その際のリハビリや治療の過程を経験したことが、整形外科医という道を選ぶ大きなきっかけとなりました。
—長らく自衛隊という組織で整形外科医として勤務されていましたが、そこでの経験は現在どのように生かされていますか?
自衛隊での勤務は、私の医師人生の根幹です。厳しい訓練に励む隊員や、過酷な条件下で任務を遂行する人々の健康を管理することは、身体を機能的に戻すだけでなく、生活の質(QOL)をどう高めていくかという問いと直結していました。この視点は、今のクリニック運営にも深く根付いています。
—その後、ラグビー日本代表やオリンピックの大会ドクターも務められましたね。
そうですね。トップレベルで活躍する選手たちの身体をケアし、再び競技の舞台へと送り出す仕事は非常にやりがいがありました。選手たちをサポートする中で「身体をどう整え、目標に向かっていくか」という視点を養えたことは、大きな財産です。
—先生がこのクリニックで、どのような医療を目指されているのか伺いたいです。
クリニック名である「つくる」には、「健康な身体をつくる」「楽しい毎日をつくる」という想いを込めています。整形外科の治療は、単に痛みを取り除いて終わりではありません。その後の人生をどう健康に過ごしていただくかが重要です。
—アスリートだけでなく、地域の一般の患者様も対象にされているのですね。
はい。トップアスリートも一般の患者様も分け隔てなく、最良の治療とリハビリテーションを提供できる場所でありたいと考えています。祐天寺という地域に根ざし、痛みに悩むすべての方へ、身体を動かす喜びを取り戻すサポートをすることが私たちの使命です。
—開業から3年ほど経過しましたが、クリニックのスタッフ体制はいかがでしょうか。
現在、理学療法士をはじめ、看護師や放射線技師、受付など、チームで患者様をサポートする体制を整えています。一人ひとりの患者様に対し、適切なリハビリとケアを継続して提供できる環境を維持することに力を入れています。
—診療の際、患者様に対して特に意識されていることはありますか?
痛みがある方の多くは、医療専門用語に慣れていません。そのため、できる限りわかりやすい言葉で説明することを徹底しています。患者様自身が自分の身体の状態を理解し、前向きに治療に取り組めるようなコミュニケーションを大切にしています。
—痛みがある中で、リハビリへのモチベーションを保つのは難しいこともありますよね。
おっしゃる通りです。私は、患者様が本来持っている身体の可能性を最大限に引き出すお手伝いをするというスタンスです。日々の小さな改善を患者様と一緒に喜び、二人三脚で目標に向かっていくことが、結果的に一番の近道だと考えています。
—患者様から「ここに来てよかった」という声も多く聞かれるのではないでしょうか。
地域の方々が、他の患者様にお勧めしてくださるという話を伺うことも増えました。特にスポーツをしている方々が、チームメイトを紹介してくださるケースも多いですね。地域に信頼されていると実感できる瞬間です。
—今後、クリニックをどのような場所にしていきたいとお考えですか?
今後も、スポーツの現場レベルのケアを祐天寺の日常に届けていきたいですね。痛みがあるからといって何かを諦めるのではなく、「どうすれば痛みをコントロールし、やりたいことを続けられるか」という提案を常にし続けられるクリニックでありたいです。
—これから受診を考えている方や、痛みで悩んでいる方へメッセージをお願いします。
身体の痛みは、自分らしい毎日を送るための大きな障壁になり得ます。些細なことでも構いませんので、ぜひ一度ご相談に来てください。祐天寺の皆様の健康パートナーとして、スタッフ一同、誠心誠意向き合ってまいります。
—これからの開業を考える先生へ、何か具体的な準備や心構えはありますか?
自分一人の力には限界があります。素晴らしいスタッフとの巡り合わせや、患者様との人間関係など、人の縁を大切にしてください。また、今はAIや効率的な業務フローを積極的に活用し、自分が最も注力すべき「患者様との対話」に時間を割ける環境を、早い段階から設計しておくことをお勧めします。
Profile
院長 中谷 創
防衛医科大学校病院や自衛隊中央病院、札幌病院にて整形外科部長・医長を歴任。医学博士。2016年にはラグビー日本代表チームドクターを務めるなど、ラグビーやオリンピックなどのトップスポーツ現場で数多くの選手をサポート。その豊富な経験を基に、2022年12月「つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック」を開院。 患者様一人ひとりの「健康的な生活」を重視し、一般診療からアスリートのコンディショニングまで、幅広い層の健康維持に貢献している。