地域医療への貢献を目指す–浜松歯科 中野 陽平 院長の経営と情熱
2026.02.17
低価格・高品質な美容医療で地域一番へ「Re:Birth Clinic Nagoya」河之口大輔院長が語るクリニックの未来とWeb戦略
Re:Birth Clinic Nagoya
院長 河之口 大輔
近年、美容医療への関心が高まる中で、一歩進んだ「低価格かつ高品質な医療」を掲げて注目を集めているクリニックがあります。それが、名古屋市南区に位置する「Re:Birth Clinic Nagoya」です。今回は、2025年に同クリニックを開設し、これまで大手美容クリニックの院長などを歴任されてきた河之口大輔(ごのくち だいすけ)院長にお話を伺いました。採用や集客におけるリアルな課題から、これからの美容医療に求めるビジョン、列強を相手にアジアを視野に入れた大きな夢まで、河之口先生の素直な胸の内をたっぷりとお届けします。
—まずは、河之口先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか。
そうですね、改めて聞かれると医学部の面接みたいで少し照れくさいですが、やはり一番の根本は「人の役に立つ仕事がしたかった」ということです。
—幼少期の出来事などが影響しているのでしょうか?
はい。たまたま近くに大きな病院があって、そこのお子さんたちと仲が良かったんです。友達を通じて「病院で仕事をする」ということを間近に感じ、漠然と「いい仕事だな、自分も人の役に立ちたいな」と思ったのが最初のきっかけですね。
—その後、多くの病院や大手美容クリニックで院長を経験され、2025年に独立されました。開業を決意した経緯は何だったのでしょうか。
勤務医としての働き方にどこか限界を感じていた部分がありました。それに加えて、業界内で「開業に関する規制が今後厳しくなるかもしれない」という話も耳にしまして。このままタイミングを逃すよりは、今しっかり自分の理想を形にしようと思い、開設を決めました。
—実際に開業されてみて、多くのクリニックが苦戦する「人財の採用」についてはいかがですか。
人財の採用は本当に難易度が高いですね。うちも例外ではなく、他院と同じように苦労しているというのが一言に尽きます。現状は求人サイトへの掲載や人財紹介会社、ホームページや広告など一通り試しています。
—特にどの職種の採用が難しいと感じられますか?
特にお医者さんの採用となると最も難易度が高くて、Web上で募集しても知名度がないとなかなか応募すら来ません。結局のところ、先輩や友人、後輩といった「横のつながりによる紹介」に頼るのが一番確実で硬いと感じています。できる先生方はそこからスタートして、ある程度の規模感や知名度を得た上でWebを活用されている印象ですね。
—スタッフの「教育」の面について、意識している点などはありますか。
実は、開業してまだ9ヶ月目ということもあって、教育に関しては全くの手つかず状態なんです。現状は立ち上げメンバーや、これまでに経験のある即戦力のスタッフたちが中心なので、それぞれのノウハウを駆使してなんとか運営できている状態です。
—集客の面では、どのような媒体が効果的だと感じていますか。
開業したばかりのクリニックであれば、まずはトリビューやカンナムオンニ、キレイパスといった美容系の専門媒体を一通りやるのが一番手堅いと思います。大手のクリニックさんもこれらをメインにしているところが多いですからね。
—専門媒体のほかに、効果的なWeb広告の手法はありますか?
余裕が出てきたら、広告費をしっかり投資してメタ広告を回したり、リスティング広告からランディングページに繋げたりして新進の患者さんを集客し、既存のお客様にはLINEのステップ配信などでリピートを促していく、というのが王道ルートだと思います。
—実際の「Re:Birth Clinic Nagoya」での集客の現状はいかがでしょうか。
うちは費用対効果を求めて広告をガンガン回すというよりは、前任地からのお客様の引き継ぎが最初は多かったです。あとは、うちは全体的に施術の価格設定をかなり低く抑えているので、価格比較でうちを見つけてくださった地域の方が少しずつ増え、リピーターになってくれています。専門媒体も使ってはいますが、そこまで大きな期待はせず、自力の強みを活かしています。
—クリニックの軸となる「経営理念」について教えてください。
一言で言えば、お値打ちに「低価格・高品質」な医療を提供するということです。イメージとしては、家具のニトリさんのような「お値段以上の価値」、なんなら「お値段の3倍の価値」を提供してお客様に満足していただくという理念を大切にしています。
—非常に明確で素晴らしいですね。直近の2〜3年以内での目標はありますか?
直近の目標としては、しっかり分院展開をしていきたいですね。スタードクターを集めて、地域で「美容医療ならここ!」と一番に名前が挙がるような、いわゆる第一想起される組織を作りたいと考えています。お医者さんの採用がまだ追いついていないので、まずはそこをなんとかしたいですね。
—最後に、これから開業を目指す先生方へメッセージをお願いします。
今の時代、新しくクリニックを開業して生き残る、さらには黒字化して軌道に乗せるというのは本当に難しいことです。相当な覚悟を持って挑まないと厳しいですが、その壁を乗り越えた先には、勤務医の時代には決して見ることのできなかった「自分のやりたい医療が100%体現できる」という素晴らしい世界が待っています。ぜひ、覚悟を持って挑戦し、皆さんの夢を叶えてほしいなと思います。
Profile
院長 河之口 大輔
2003年名古屋市立大学卒。同年、岡崎市民病院にて臨床研修医としてキャリアをスタート。2005年に同病院の形成外科、2006年に津島市民病院外科、2007年に藤田保健衛生大学形成外科、2008年にトヨタ記念病院形成外科と、形成外科を中心に確かな実績を積み重ねる。2011年には城本クリニック名古屋院の院長に就任、さらに2022年には湘南美容クリニック豊田院の院長を歴任。長年にわたり美容医療の最前線で多くの患者と向き合い、2025年、満を持して名古屋市南区に「Re:Birth Clinic Nagoya」を開設。確かな技術と「お値段以上の価値」を提供する理念で、地域に根差したクリニック運営を行っている。