Interviewインタビュー

「オンラインちよクリ」鈴木伝院長が挑む、現代の生活に寄り添う医療のカタチ。

オンラインちよクリ by ちよだ内科クリニック

院長 鈴木伝

多様なライフスタイルが広がる現代において、日々の忙しさから通院を後回しにしてしまう方は少なくありません。そんな現代特有の課題に向き合うクリニックが「オンラインちよクリbyちよだ内科クリニック」です。早朝や夜間を含めたオンライン診療に特化することで、医療へのアクセシビリティを向上させています。今回は院長の鈴木伝先生に、オンライン診療にかける想いや、医療に対する真摯なビジョンについてお話を伺いました。

オンラインで寄り添う医療を。「オンラインちよクリ」鈴木伝院長インタビュー

医師としての原点と、医療への想い

まずは、鈴木先生が医師を志したきっかけから教えていただけますか。

きっかけと言うほど大層なものではないのですが、元々は私の父が地元で地域医療に携わっておりまして、診療所で日々患者さんと向き合う父の背中を見て育ちました。その姿を見て、私も自然な流れで「少しでも誰かの役に立てる医師になりたい」と志すようになりました。

お父様の影響があったのですね。医師になられてからは、大学病院でご経験を積まれたそうですね。

はい。大学病院の消化器内科にいた頃は、内視鏡診療や救急診療、がん治療など、本当にたくさんのことを経験しました。大学病院には非常に重症な患者さんが集まるのですが、そこで日々の診療を行うなかで、医療のあり方について深く考えるようになったんです。

具体的には、どのようなことを感じられたのでしょうか。

「日々の生活習慣病のコントロール不足や、小さな不調を放置してしまったことが、重症化につながっているケースも少なくないのではないか」と肌で感じるようになりました。病気がすっかり進行してから治療するだけでなく、もっと手前の段階で、患者さんの日々の身体の不調や健康生活に寄り添うことできないか。そう考えたことが、今日の医療に繋がっています。

オンライン診療にかける「ちよクリ」の挑戦

「大病を未然に防ぐこと」の大切さを実感されたのですね。そのなかでも、なぜ「オンライン診療」という形態を選ばれたのでしょうか。

これまでの診療経験を通して、症状が安定した患者さんを大きな病院から地域のクリニックへご紹介する「病診連携」にも多く関わっていたのですが、ここで一つの壁にぶつかったんです。

どのような壁だったのでしょうか。

お仕事をされている現役世代の患者さんほど、日々の忙しさから「平日の昼間に病院へ行く時間がどうしても作れない」という現実でした。その結果、ご自身の判断で通院を中断してしまい、せっかく安定していた病状が再び悪化して大きな病院に戻ってきてしまうケースを何度も目にしてきました。このような医療現場の課題に対して、「医師として何かできることはないか」と考えるようになりました。

そこで、オンライン診療にたどり着いたのですね。

はい。早朝や夜間の時間帯に、ご自宅からスマートフォン一つで受診できる「オンライン診療」であれば、通院のハードルを少しでも下げられるのではないかと考えました。医療へのアクセスを向上させて、治療の自己中断を防ぎ、患者さんの健康維持をサポートする。現代の医療課題に少しでも貢献できればという思いで、日々診療を行っております。

万能ではないからこそ、誠実に向き合う医療

現代の働く人々のライフスタイルに合わせた、まさに「必要な医療」の形ですね。

少しでも医療に貢献出来ていれば嬉しいです。ただ、オンライン診療は非常に便利である一方で、決して「万能ではない」ということは常に意識しています。オンラインでは直接診察をしたり、その場で詳しい検査を行ったりすることができません。これはオンライン診療を提供する側として、しっかり認識しておくべきことでもあります。

そうなんですね。クリニックではどのような工夫をされているのですか。

私どもとしては、患者さんに対してオンライン診療のメリットと限界をしっかりとお伝えした上で、必要に応じて大きな病院とスムーズに連携できる体制を大切にしています。オンライン診療で日常的な診療や継続処方を行い、検査や専門的な治療が必要になった際には、高次医療機関へご紹介することで、患者さんが都度、最適な医療を受けられるようになると考えています。何より、日々ご紹介を受けて下さる医療機関の先生方、スタッフの皆様には大変感謝しております。

医療機関同士の連携やリスペクトを、とても大切にされているのですね。

お互いに役割分担をしながら、一人の患者さんを支えていく形が何よりも望ましいと思っています。当院でも、継続治療が必要な高血圧(高血圧症)・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病、便秘(便秘症)・過敏性腸症候群(IBS)・逆流性食道炎などの消化器疾患、ニキビ・アトピー性皮膚炎・慢性蕁麻疹などの皮膚疾患、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)・気管支喘息などのアレルギー性疾患など生活に身近な症状を中心に診させていただきつつ、高度な検査が必要な場合は信頼できる病院へ責任を持ってご紹介するよう、徹底しております。

これからのビジョンと、未来への架け橋

先生の誠実な姿勢が伝わってきます。そんな先生が、日々の診療で最もやりがいを感じる瞬間はどのようなときですか。

オンラインという形ではありますが、患者さんが「何かあったら、まずは鈴木先生に聞いてみよう」と、気軽に頼ってくださる瞬間が一番ありがたいですし、嬉しいですね。「ちょっと体調がいつもと違うのですが、どうしたらいいですか」「大きな病院にかかるべきでしょうか」といった日常的なお悩みを打ち明けていただけたとき、医師として少しでも力になれたのかなと実感が湧きます。

これからの夢についてお聞かせください。

現在、国が進めているIT化やDXの流れのなかで、オンライン診療が「誰もが当たり前に活用できる選択肢」として、もっとスムーズに定着していけばいいなと思っています。重症化する前のヘルスケアをもっと身近にすること。それによって、多くの方が健康で豊かな人生を送れるような医療体制づくりの、ひとつの小さな「架け橋」になれたら、私としては本当にありがたいことです。

それでは最後に、これから開業医を目指す先生方へ、メッセージやアドバイスをいただけますでしょうか。

私も日々の診療を通して研鑽を続けている身です。先生方へのメッセージやアドバイスなど大それたことは申し上げられません。これからも一医師としてより良い医療を提供できるよう日々邁進していきます。

Profile

院長 鈴木伝

東邦大学医学部医学科卒業後、附属の東邦大学医療センター大森病院で初期研修を修了。その後、同病院の消化器センター内科に入職し、内視鏡診療、救急診療、がん治療などの最前線に携わる。大学病院勤務を経て、都内の内科診療所で地域医療に従事。 2024年4月、現代のライフスタイルに寄り添った医療を提供すべく、「オンラインちよクリ by ちよだ内科クリニック」をスタートさせ、患者さんの悩みや不安に寄り添うWEB上のホームドクターとして、日々誠実な医療を提供している。

会社情報

医院名

オンラインちよクリ by ちよだ内科クリニック

設立

2024年4月