「怪我を理由に夢を諦めさせない」科学的根拠に基づいた治療でアスリートの未来を拓く――「夢」整形外科スポーツクリニック 岡崎史朗院長
2026.02.12
「治す」から「輝かせる」へ。ビオス形成外科・美容皮膚科クリニック 髙羅愛弓が挑む、医療と生活を融合させた新時代の美容医療
ビオス形成外科・美容皮膚科クリニック
院長 髙羅 愛弓
大阪市中央区、谷町四丁目に位置する「ビオス形成外科・美容皮膚科クリニック」。清潔感あふれる院内で、確かなエビデンスに基づいた診療を提供しているのが院長の髙羅愛弓先生です。髙羅先生は、多くの基幹病院で形成外科医としての研鑽を積み、数々の症例と向き合ってきました。その経験から辿り着いたのは、単なる治療にとどまらない「患者様の人生をトータルで支える医療」のあり方です。本インタビューでは、髙羅先生がクリニック開院に込めた熱い想いや、独自の経営哲学、そして10年後を見据えた壮大なビジョンについて詳しくお話を伺いました。「治す、その先の美しさへ」を掲げる髙羅先生の、医師として、そして一人の経営者としての素顔に迫ります。
—髙羅先生は、副業開業という形でほぼお一人で開院準備を進められたそうですね。
はい。最初の開業はマンションの一室からスタートしました。壁や床、インテリアに至るまで、患者様に『心地よさ』を感じていただけるよう、私自身の手で一つひとつDIYを施したこだわりの空間です。もちろん作業は大変でしたが、最大の目的は『無駄なコストを徹底的に省くこと』にありました。まずは副業という形で地盤を固め、長期的に通ってくださる患者様との信頼関係を築いた上で、現在の本開業に至ったのです。このステップを踏んだおかげで、現在は経営のために診療を無理に回す必要がなく、目の前の患者様お一人おひとりに真摯に向き合うことができています。
—それは、患者様への還元を一番に考えてのことでしょうか。
その通りです。経営に余裕があれば、一人の患者様にしっかりと時間をかけ、納得いただけるまで説明を尽くすことができます。特にお顔の施術などは、事前のコミュニケーションが何よりの安心に繋がります。自分が理想とする『誠実な医療』を貫くために、あえて『自力』という道を選びました。
—実際に開院してみて、その戦略はいかがでしたか。
非常に手応えを感じています。広告費をかけなくても、以前から私を信頼してくださっている方や、理念に共感してくださる方が集まってくださいます。地に足の着いた経営ができているからこそ、目の前の方一人ひとりに100%の力を注げていると感じますね。
—スタッフの皆さんも、非常に志の高い方が集まっていると伺いました。
本当に仲間に恵まれました。現在は私の考えを深く理解してくれている看護師や受付スタッフたちが中心となって支えてくれています。私一人の力は微々たるものですが、同じ方向を向ける仲間がいることで、クリニックとしての可能性が何倍にも広がっています。
—採用において、髙羅先生が大切にされている基準はありますか?
「この人と一緒に働きたいか」という直感を大切にしています。時には、現場のスタッフに最終判断を任せることもありますね。現場の人間関係が良好であれば、それは必ず患者様への優しい対応として伝わります。スキル以上に、マインドの部分で共鳴できるかどうかが重要です。
—スタッフの皆さんの働きやすさについても、独自の仕組みを考えているとお聞きしました。
頑張りが正当に評価されるインセンティブ制度の導入や、長期休暇がしっかり取れる体制づくりを模索しています。医療従事者である前に、一人の人間として、また女性として、人生を豊かにしてほしい。スタッフが幸せであってこそ、最高のパフォーマンスを発揮できると信じています。
—形成外科医という専門職として、特に譲れない部分はどこでしょうか。
科学的根拠に基づいた誠実な提案です。美容医療はどうしても経営ありきの運営になりがちですが、私たちはあくまで医師です。例え、求められたとしても、その方に本当に必要な治療だけを提案する。この一線を引くことが、プロとしての責任だと思っています。
—クリニックの空間作りについても、先生のこだわりが反映されていますか。
はい。リラックスして本音でお話しいただけるよう、清潔感と温かみのバランスを大切にしました。五感を通じて「ここに来て良かった」と感じていただける空間。それも治療の一部だと考えています。
—髙羅先生が目指す、これからの医療のあり方について教えてください。
病気になったら行く場所ではなく、「より良く生きるために行く場所」にしたいです。今後は医療だけでなく、例えば安心な食の提案や、託児サービスの提供など、生活をトータルでサポートできる仕組みを作りたいと考えています。お母様が自分のケアをする間、安心してお子様を預けられるような、そんな優しさに満ちた場所にしたいですね。
—まさに「生活そのものを支えるクリニック」ですね。
その通りです。ストレスを減らし、正しい知識を持って生活すれば、防げる病気や悩みはたくさんあります。私は、患者様が病気になる前に、笑顔で自分らしく輝ける社会を作りたい。そのための拠点として、このクリニックを成長させていくのが私の使命です。
—最後に、これから開業医を目指す方々へメッセージをお願いします。
開業は、自分の人間性がそのまま評価される場所です。技術を磨くことはもちろん不可欠ですが、それ以上に「自分はどう生きたいか」「患者様にどう貢献したいか」という軸を太く持ってください。勤務医時代から自分の人間としての幅を広げる努力をしていれば、それは必ず経営や診察に活かされます。理想を形にする道は険しいこともありますが、その先には何物にも代えがたい喜びが待っていますよ。
Profile
院長 髙羅 愛弓
2010年に大阪市立大学医学部を卒業後、神戸市立医療センター中央市民病院での初期研修を経て、岡山大学病院や大阪市立総合医療センターなどの形成外科で高度な専門技術を習得。姫路赤十字病院、北山武田病院、医誠会病院形成美容外科医長を歴任し、愛染橋病院では形成外科の立ち上げから副部長として尽力しました。その後、自らの理想とする医療を実現するため「ビオス形成外科・美容皮膚科クリニック」を開院。形成外科医としての高度な手技と、患者様に寄り添う誠実な姿勢で多くの信頼を集めています。現在は「安心で誠実な医療を通じて、全ての人が自分らしく輝ける社会」を目指し、医療と生活を融合させた新たなクリニックの形を模索し続けています。