Interviewインタビュー

世界基準の細胞治療を。若林雄一が拓く再生医療の未来

CELL GRAND CLINIC

院長 若林 雄一

大阪・心斎橋の中心に位置する「CELL GRAND CLINIC」は、最先端の細胞治療を提供する注目のクリニックです。今回お話を伺ったのは、同クリニックの院長を務める若林雄一先生。若林院長は、日本国内での臨床経験に加え、アメリカ国立衛生研究所(NIH)での研究やアメリカ再生医療学会認定専門医の資格を持つスペシャリストです。 「医師の仕事は100%善の行為」と語る若林院長が、なぜ今、大阪の地で再生医療に注力するのか。その情熱と、患者様一人ひとりに寄り添うオーダーメイドの診療スタイルについて、詳しくお話を伺いました。

患者様の「人生」を診る。CELL GRAND CLINIC 若林雄一院長が語る、再生医療の未来

医師を志した原点と、再生医療への道

まずは、若林先生が医師を志したきっかけを教えてください。

父が脳神経外科医だったことが大きく、幼少期から医師という職業を身近に見てきました。決定的なのは小学生の時に観た野口英世の映画『遠き落日』に感動したことです。その後、高校生の時に父から「医師はどんな相手でも助ける100%善の行為だからやりがいがある」と言われたことが、この道に進む決め手となりました。

放射線科を専門とし、そこから再生医療へ進まれた経緯は?

「病気になる前の人を助けたい」という予防の視点を大切にしていたからです。放射線科で画像診断の経験を積む一方で、大学院やNIHでは認知症を研究していましたが、従来の薬物療法には限界がありました。そこで、自分自身の細胞の力で組織を修復する再生医療に新しい可能性を見出し、専門医の資格を取得しました。

なぜ今、大阪の地で開院されたのでしょうか?

私は姫路出身で、これまで神戸大学や近畿大学など、阪神間を中心に活動してきました。自分のルーツである関西で、培ってきた最先端の再生医療を広め、地域の方々や世界中の患者様に貢献したいと考え、この心斎橋の地を選びました。

患者様一人ひとりに寄り添う「オーダーメイド診療」

診療において、特に意識されていることは何ですか?

「病気を治すのではなく、その患者様個人を治す」という姿勢です。多忙な病院のような「3分診療」ではなく、当クリニックでは時間をかけてオーダーメイドでお話を伺います。患者様の悩みを聞き、主治医として健康寿命を延ばすためのアドバイスを徹底することを心がけています。

再生医療はどのような悩みを持つ方に適していますか?

主に3つの層があります。1つ目は、検査で異常はないが不調を感じる「未病」の方。2つ目は、膝の痛みや糖尿病など、既存の治療で限界を感じている方。そして3つ目は、認知症などの難病を抱える方です。これらの方々に、細胞の力を活用した新しい選択肢を提示しています。

患者様とのコミュニケーションで大切にしていることは?

患者様の「主治医」として、トータルで健康を支えることです。再生医療の提供だけでなく、人間ドックのデータ連携や生活習慣のアドバイスなど、患者様が安心して毎日を過ごせるような信頼関係の構築を第一に考えています。

チーム医療とプロフェッショナルとしてのこだわり

スタッフの方々と接する際に大切にしている教育方針はありますか?

「上の人間ほど一番働くべきだ」という、アメリカで学んだスタイルを実践しています。院長である私が背中を見せることで、スタッフもついてきてくれると考えています。現場の意見を吸い上げるボトムアップの環境を整え、各部署のメンバーがプロとして責任を持って動けるようにしています。

クリニックの運営において、どのような体制を整えていますか?

事務方や看護師など、各分野のプロフェッショナルが自分の領域をしっかり守りつつ、互いに助け合える体制にしています。私自身はITの活用や情報発信にも力を入れており、自分でブログを執筆するなど、透明性の高い情報提供をスタッフと共に作り上げています。

日本とアメリカ、両方の医療現場を知る若林先生の強みは何でしょうか?

NIHでの研究経験やアメリカ再生医療学会の専門医資格、そして英語での診療対応ができることです。海外からの患者様とも直接対話ができるため、日本国内に留まらないグローバルな視点での治療提案ができることが、私の、そして当クリニックの大きな強みです。

再生医療が切り拓く未来と今後の展望

再生医療の分野で、今後どのような存在を目指していますか?

まだ「怪しい」というイメージを持たれがちな分野だからこそ、エビデンスに基づいた「正しい医療」を徹底したいと考えています。目の前の患者様を確実に助けていくことで、再生医療の認知度を高め、この領域でトップクラスの信頼を得られるクリニックを目指します。

2〜3年後のクリニックのビジョンをお聞かせください。

日本国内はもちろん、世界中から患者様が訪れるような国際的なクリニックに成長させたいですね。自身の英語スキルを活かし、国内・海外問わず「ここに相談すれば最先端の治療が受けられる」という安心感を世界規模で広めていきたいと考えています。

開業を検討している同業の医師へのアドバイスはありますか?

開業は診療以外の業務も多く、全ての責任が自分に返ってきますが、理想の医療を追求できる喜びがあります。大切なのは「お金のため」ではなく「自分が何をしたいか」という信念です。患者様のために100%善の医療を提供したいという覚悟を持って、挑戦してほしいですね。

Profile

院長 若林 雄一

神戸大学医学部を卒業後、同大学院にて医学博士号を取得。近畿大学医学部講師として豊富な臨床経験を積んだ後、さらなる研鑽を積むため、世界最高峰の研究機関であるアメリカ国立衛生研究所(NIH)へと渡りました。 NIHでの3年半にわたる研究生活では、認知症をはじめとする神経変性疾患の最先端研究に従事し、国際的な論文も数多く発表しています。また、厳しい基準を誇るアメリカ再生医療学会認定専門医の資格を取得するなど、名実ともに再生医療のスペシャリストとしての地位を確立しました。 2026年、自らのルーツである関西の地で「CELL GRAND CLINIC」を開院。放射線科医としての確かな画像診断技術と、日米で培った最先端の細胞治療を融合させ、予防医療から難病治療まで、患者様お一人おひとりの人生に寄り添う「100%善の医療」を追求し続けています。

会社情報

医院名

CELL GRAND CLINIC

設立

2025年