自然体で挑み続ける美容医療 ― CHINOWA CLINIC 則本翔先生インタビュー
2025.11.12
恵比寿デンタルクリニック東京・岡本香穂里院長が掲げる、対話を重んじる歯科医療の真髄
恵比寿デンタルクリニック東京
院長 岡本 香穂里
流行の発信地でありながら、古き良き商店街の温かみが共存する街「恵比寿」。この地で多くの患者さまから厚い信頼を寄せられているのが「恵比寿デンタルクリニック東京」です。2025年、新たに院長に就任された岡本香穂里先生は、柔らかな物腰の中に、歯科医療に対する熱い情熱と患者さま一人ひとりに深く寄り添う真摯な姿勢を秘めています。「歯科医院は楽しい場所ではないからこそ、少しでもリラックスしてほしい」と語る岡本先生。本インタビューでは恵比寿という場所への思い、スタッフ教育、そして先生が理想とする「オーダーメイド治療」のあり方についてお話を伺いました。
—まず、岡本先生が歯科医師を志したきっかけを教えてください。
もともとは医師を目指していました。高校生の時に父が肝臓の腫瘍で大手術をすることになり、入院中の父の姿がそれまでの一家の主としての姿とは違い、とても小さく頼りなく見えたんです。その時、「自分に医療の知識があれば父の力になれるのに」と強く思ったことが、医療者を志したきっかけです。
—恵比寿という場所で開業・診療をされている背景には何があるのでしょうか?
実はこのクリニックは、前院長の藤井が立ち上げた場所を引き継いだ形になります。実際に私がここで院長を務めて感じているのは、恵比寿という街の「バランスの良さ」です。お勤めの方、近隣にお住まいの方や昔から恵比寿在住の地元の方など多様な方がいらっしゃいます。
—恵比寿はどのような患者さまが多い印象ですか?
やはり働き盛りの世代が一番多いですね。近隣でお仕事されている方が通い始め、その後お休みの土日に通ってくださるようなケースも多いです。一方で、近隣にお住まいの方が家族で来院されたり、ご紹介されてご来院されることもあります。さまざまな属性の方をバランスよく診させていただけるのが魅力です。
—院内は非常に洗練された雰囲気ですが、デザインのこだわりはありますか?
コンセプトとして「ホテルライク」を掲げています。歯科医院は緊張してしまう場所ですから、リラックスしていただけるよう、あえて照明を少し落とした暖色系のダウンライトにしています。歯科特有の「明るすぎる白さ」を避け、落ち着ける環境を整えています。
—診療室をすべて個室にされている理由を教えてください。
患者さまに落ち着いてお話をしていただきたいからです。周囲を気にせず個別の相談ができるように、当院は全室を完全個室にしています。プライバシーを守りながら、じっくりと向き合う時間を大切にしています。
—空気の清潔感にもこだわっていらっしゃると伺いました。
はい、各個室の空気清浄機に加えて業務用空気清浄装置「エアロシステム35M」を導入しています。歯科治療では粉塵や飛沫が飛びやすいため、ウイルスや細菌、花粉などを強力に除去し、常に清潔な空気を維持することで患者さまの安心・安全を追求しています。
—先生が掲げる「オーダーメイド治療」とはどのようなものでしょうか?
歯科医師側が「これがベスト」と思う治療を押し付けないことです。患者さまによって、治療のゴールや大切にしたい価値観は異なります。カウンセリングを通じて、患者さまがどこを最終目的地にしたいかをお聞きし、共に計画を立てるのが当院のスタイルです。
—他院からのセカンドオピニオンで来院される方も多いのですか?
そうですね、時々セカンドオピニオンのご予約をいただくこともあります。「他の先生の話も聞いてみたい」という患者さまの不安に寄り添い、専門的な知見をもとに、丁寧にお話しするよう心がけています。
—どのような瞬間に仕事のやりがいや幸せを感じますか?
やはり治療が終わって患者さまが喜んでくださり、感謝の言葉をいただけた時が一番嬉しいです。歯科医師は腰や首に負担がかかる大変な仕事ですが「やっていてよかった」と心から思う瞬間ですね。
—クリニックのスタッフ教育において重視しているポイントは何ですか?
技術はもちろんですが、何より「協調性」を大切にしています。仕事は時間をかければ覚えられますが、周りと上手くやっていける穏やかさや、お互いを助け合う姿勢はチーム医療において欠かせません。幸い、当院は穏やかで優しいスタッフに恵まれています。
—院長として、経営や管理の面で苦労されることはありますか?
スタッフの体調不良やライフイベントによる急な欠員への対応など、事務的な調整はやはり大変ですね。予約制で動いているため、患者さまにご迷惑をおかけしないよう、少人数の組織として、診療体制をどのように安定して維持していくかは常に考えている課題です。
—今後のクリニックのビジョンについて教えてください。
まずは若手のドクターたちの育成です。彼らが技術を磨き、できることが増えることで患者さまにより良い還元ができ、経営的にも安定していくと考えています。私個人としては得意な外科治療の症例をさらに増やし、ホームページなどを通じてその魅力を発信していきたいですね。
Profile
院長 岡本 香穂里
2010年に東北大学歯学部を卒業後、歯科医師免許を取得。大阪大学歯学部口腔治療科での研修を経て、一般開業医にて研鑽を積む。2015年に医療法人社団 港成会へ入社。2019年に恵比寿デンタルクリニック東京の副院長に就任し、長年にわたり現場の最前線で患者さまと向き合ってきた。2024年に同法人の理事に就任。そして2025年、恵比寿デンタルクリニック東京の院長に就任。確かな技術と、女性ならではの細やかな配慮を活かしたカウンセリングで、地域の皆さまの口内の健康を支え続けている。