Interviewインタビュー

最新設備と研鑽で挑む、眼科診療の新常識

いわみ眼科

院長 岩見 久司

兵庫県芦屋市に位置する「いわみ眼科」。院長の岩見久司先生は、大阪市立大学医学部を卒業後、ドイツ・リューベック大学への留学や兵庫医科大学での勤務を経て、眼科診療のスペシャリストとして研鑽を積んできました。岩見先生が掲げるのは「一生、目で困らない」という力強いビジョンです。大学病院レベルの最新鋭機器を導入し、緻密なデータに基づいた予防と治療を実践されています。今回のインタビューでは、いわみ眼科・岩見久司院長に、医師としての原点から芦屋での医療スタイル、そして未来への展望について詳しくお話を伺いました。

「一生、目で困らない」未来を–いわみ眼科 岩見 久司 院長インタビュー

医師としての原点と眼科医への情熱

岩見先生が医師を志されたきっかけや、眼科を選ばれた理由を教えてください。

もともと専門職、特に「職人」への憧れがありました。自分ができることを限界までやり遂げたいという思いが強く、技術を磨き続ける医師という道を選びました。初めは細かな手術を行う外科系に興味がありましたが、医学部で学ぶ中で「眼科」が一番美しく感じたんです。透明なパーツが多く、診察で見える世界が非常に綺麗だったことが、直感的な決め手となりました。

眼科医として、どのような想いで日々の診療にあたられていますか?

感覚器の中でも、目は外部情報の約8割を担う重要な臓器です。その機能が低下すると、あらゆる生活の質(QOL)が低下してしまいます。心臓や脳のように命に直結する分野も尊敬していますが、私は「命を救う」ことのさらに一歩先、患者様の「生活の質を上げる」ことに注力したいと考え、この道で頑張っています。

先生にとって「見えることの価値」とは何でしょうか?

人間の「生き死に」に関わる医療も大切ですが、私は「より良く生きる」ための医療を追求したいと考えています。視力を守ることは、その人の日常の彩りや活動の基盤を守ることと同義です。患者様の生活に寄り添い、豊かにすることに眼科医としての大きなやりがいを感じています。

芦屋で提供する「大学病院レベル」の地域医療

芦屋という地を開業場所に選ばれた理由を教えてください。

地図を俯瞰した際、近隣の大学病院や基幹病院の間に、高度な医療ニーズが埋まりきっていない「谷間」のようなエリアがありました。大学病院で行うような高度な仕事を、街のクリニックで完結させたい。わざわざ遠くの病院へ行かなくても、地域で最高水準の医療を受けられる環境を作るのに、ここが最適な場所だと考えました。

クリニックの設備について、かなりこだわられていると伺いました。

はい、今回の移転に際しても、大学病院と肩を並べるレベルの最新鋭機器を揃えました。目の構造を広角に3次元で捉えることができる機器を導入することで、目の状態を「赤裸々に」把握することが可能です。これにより、精緻な診断に基づいた治療の提供が可能になっています。

地域の他のクリニックとの違いはどのような点にありますか?

一般的なクリニックが「調子が悪くなってから行く場所」であるのに対し、当院は「将来も困らないために管理する場所」でありたいと思っています。圧倒的な情報量をもとに、病気になる前の「予防」から、病後の「リハビリ」までを一貫して行えるのが強みです。重症度の高い患者様も、当院でしっかり引き受けられる体制を整えています。

子供の未来を守る「近視治療」と「予防医療」の重要性

最近、特に力を入れている診療分野は何でしょうか?

今、特に注力しているのは「小児の近視抑制」です。近視は単にメガネが必要になるだけでなく、将来的に網膜剥離や緑内障といった深刻な病気のリスクを高めます。幼稚園から中学生くらいの成長期にどれだけ進行を抑えられるかが、その子の将来の目の健康を左右します。

小児の近視に対して、具体的にどのようなアドバイスをされていますか?

太陽光を浴びる「外遊び」が、近視の進行にブレーキをかけるというメカニズムが分かってきています。私は市議会での議論などにも関わり、地域全体で子供たちが外で遊べる環境を作るよう働きかけています。医療の枠を超えて、地域全体で子供たちの目を守る啓発活動を行っています。

予防医療について、患者様に伝えたいことはありますか?

目の病気は自覚症状が遅れて出るものが非常に多いのが特徴です。自覚症状がなくても「今の状態がどうであるか」を確認するために足を運んでほしいです。精密な検査でリスクを把握しておけば、一生、目で困らないための対策が打てます。さらに、目の検査で動脈硬化や様々な全身の病気も分かります。目の健診は全身の健診につながります。

医療の「ニュースタンダード」を目指す未来への展望

今後、いわみ眼科が目指すビジョンについて教えてください。

当院が提供する医療を、眼科診療の「ニュースタンダード(新基準)」にしたいと考えています。単なる対症療法ではなく、予防からリハビリまでを網羅し、一人ひとりの患者様を一生涯にわたって守り抜くスタイルを確立し、世の中に広めていきたいです。

岩見先生はウェブメディア等での発信も盛んですが、その目的は何でしょうか?

私がこれまでに培ってきた知識や経験を世の中に還元し、眼科医療のレベルを底上げしたいという思いがあります。最新の知見や正しい情報を発信することで、一人でも多くの人が「目で困る」状況を避けられるよう、クリニックの外へも影響を広げていきたいと考えています。

最後に、目のお悩みを抱える方々へメッセージをお願いします。

いわみ眼科に来ていただければ、最新の設備と専門知識で全ての悩みを解決する、という覚悟で診療にあたっています。将来のことも含め、少しでも不安があればぜひ相談してください。皆様が一生、安心して見える喜びを維持できるよう、私たちが全力でサポートします。

Profile

院長 岩見 久司

大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部を卒業後、同大学の眼科医局に入局されました。その後、ドイツのリューベック大学付属医用光学研究所への留学を経て、兵庫医科大学の眼科医局に勤務された経歴をお持ちです。 現在は、兵庫県芦屋市の「いわみ眼科」院長として診療にあたられています。網膜疾患や小児の近視抑制、ロービジョンケアなどを専門とされており、「一生、目で困らない」ための医療を日々追求されています。 クリニックでは、大学病院レベルの先進的な設備を導入し、質の高い地域医療を実践されています。また、メディアを通じた情報発信や、地域社会への啓発活動にも精力的に取り組まれています。

会社情報

医院名

いわみ眼科

設立

2018年