Interviewインタビュー

「怖くない、辛くない検査で女性の健康を守る。」後楽園胃腸内視鏡クリニック・大和彩乃院長が目指す、地域に根ざした究極の安心。

後楽園胃腸内視鏡クリニック

院長 大和 彩乃

東京都文京区、後楽園駅の目の前に位置する「後楽園胃腸内視鏡クリニック」。2024年7月の開院以来、多くの患者さんが足を運ぶこのクリニックの舵を取るのは、院長の大和彩乃先生です。 「内視鏡検査は怖い、痛い」というイメージを払拭し、特に働き盛りや子育て世代の女性が、安心して検査を受けられる環境作りに尽力されています。 今回のインタビューでは、大和先生が医師を志した原点から、異例のスピードで決定したという開院のエピソード、そしてクリニック全体で取り組む「患者さんの不安に寄り添う診療」の核心について、たっぷりとお話を伺いました。後楽園胃腸内視鏡クリニックの大和彩乃先生が描く、未来の医療のカタチに迫ります。

「女性による女性のための内視鏡検査」——後楽園胃腸内視鏡クリニック・大和彩乃院長が語る、内視鏡検査への想いと挑戦

医師としての原点:父の背中を追って

さっそくですが、大和先生が医師を目指されたきっかけを教えてください。

一番大きなきっかけは、父が医師だったことですね。父の背中を見て育ったことが、私にとって医師という職業を志す自然な流れでした。ちなみに父は現在、埼玉県で内科医として「町の小さなお医者さん」をやっています。

お父様の診療風景で、特に印象に残っていることはありますか?

小学校の高学年くらいの頃、休診日に家族でクリニックの大掃除をしていた時のことです。休みの日でも患者さんが「今日やってますか?」と入って来られることがあったのですが、父はそれを嫌がることなく、自然に話を聞いてあげていたんです。その姿を見て「素敵な仕事だな」と尊敬の念を抱きました。

消化器内科、特に「女性の内視鏡医」を専門に選ばれたのはなぜでしょうか?

最初から、女性の内視鏡医として大腸内視鏡を専門にやりたいという思いがありました。やはり女性にとって、デリケートなお尻の悩みなどは、同性に相談したいというニーズが非常に強いと感じていたからです。

驚きのスピード開院:後楽園での新たな挑戦

今回、この後楽園の地で開院された経緯を教えてください。

実は、自分自身のクリニックを作りたいと決めたのは2023年の1月頃でした。最初は父のクリニックを継ぐことも考えましたが、やはりゼロから自分でやりたいという気持ちが強くなり、父に相談したところ「いいんじゃない?」と背中を押してくれました。

物件探しから開院まで、かなりスムーズだったと伺いました。

そうなんです。探し始めてからなんと2週間でこの場所が見つかりました。当時は子供もまだ1歳で、数年後に開院できればいいかなと考えていたのですが、この素晴らしい立地を逃す手はないと、スムーズに決まりました。

診療のこだわり:不安を安心に変える「親身な対応」

診療において、特に意識されていることはありますか?

内視鏡検査や肛門科は、皆さん非常に緊張して来られます。だからこそ、私を含めスタッフ全員が「明るく、優しく、親身に」接することを徹底しています。患者さんの不安を感じさせない明るい対応こそが、私たちのクリニックの強みです。

検査中のサポートについても、具体的な配慮があるそうですね。

たとえ鎮静剤を使って寝ている患者さんに対しても、看護師が後ろから背中を優しくさすったり、安心できるような声掛けをしたりしています。声掛け一つで患者さんの安心感は大きく変わります。クリニック全体でその「気遣い」を大切にしています。

開院してから、経営者として苦労されたエピソードはありますか?

やはり「人」に関する悩みですね。一時期、受付スタッフが急に辞めてしまい、受付が1人だけになってしまった時があり、チームビルディングの大切さを痛感しました。

逆に、開院して一番やりがいを感じる瞬間はいつでしょうか。

勤務医時代は「病院だから」選ばれていましたが、今は「大和先生に検査してほしい」と指名して来てくださる患者さんがいることです。口コミや人柄を見て「ここで受けたい」と言っていただけることが、何よりの喜びであり、責任の重みを感じる瞬間です。

経営者の視点:これから開業を目指す先生方へ

実際に開業されてみて、勤務医時代との一番の違いは何だと感じますか?

やはり、医師であると同時に「経営者」としての視点が常に求められるようになったことですね。勤務医時代は診療に専念できましたが、今はスタッフのマネジメントから資金繰り、広報まで全てに関わります。

設備や設計の面で、工夫されたことはありますか?

将来の拡大を見据えた準備は重要です。当院は現在内視鏡室1室体制ですが、あらかじめ壁にモニター用の穴を開けておくなど、機械を置けばすぐに2室体制にできる設計にしています。いつでも「次の一手」を打てる準備をしておくことは、経営面でも有利に働くと思います。

最後に、これから開業を検討しているドクターへアドバイスをお願いします。

今、都内には内視鏡クリニックが乱立しています。その中で生き残るためには、やはり「独自の強み」や「希少価値」を明確に持つことが不可欠だと思います。当院の場合は「毎日女性医師が内視鏡検査を行っている」という、他にはない分かりやすい特徴があったからこそ、多くの患者さんに選んでいただけているのだと感じています。

Profile

院長 大和 彩乃

2012年3月に北里大学医学部を卒業。都立駒込病院にて臨床研修医、同院消化器内科を経て、平塚胃腸病院付属新宿センタービルクリニックなどで研鑽を積まれました。その後、都内や埼玉県内の内視鏡専門クリニックでの非常勤勤務を経て、2024年7月に「後楽園胃腸内視鏡クリニック」を開設。 女性の内視鏡専門医として、苦痛の少ない検査と親身な診療を提供し、女性特有のがん疾患予防に尽力されています。

会社情報

医院名

後楽園胃腸内視鏡クリニック

設立

2024年