患者さんと同じ目線で立ち、一生の伴走者へ。アトピースキンケアクリニック 古橋卓也院長が掲げる「伴走型医療」の真意
2026.02.20
「一期一会のオペに、最大限の誠実さを」MJ CLINIC SAPPORO 村山健二が追求する、患者様第一の美容医療
MJ CLINIC SAPPORO
院長 村山 健二
美容外科医として研鑽を積み、2025年に札幌で「MJ CLINIC SAPPORO」を開院した村山健二院長。大手クリニックの院長職を経て独立した村山院長が目指すのは、効率重視の業界とは一線を画す「丁寧さ」と「誠実さ」の徹底です。今回は、そのキャリアの原点から、組織運営の哲学、そして未来の開業医に向けたメッセージまで詳しく伺いました。
—さっそくですが、村山先生が医師を志したきっかけを教えてください。
きっかけは、小学生の頃に読んだ『ブラック・ジャック』などの漫画でした。単純かもしれませんが、子ども心に「自分の手で人を助ける仕事」というものに、理屈抜きの強い魅力を感じました。その想いが揺らぐことなく、自然と医学部を目指すようになりました。
—経歴を拝見すると、美容外科一本ではなく、非常に多岐にわたる診療科を経験されていますね。
はい。大学を卒業後、初期研修では皮膚科や形成外科を回り、その後は一般消化器外科、乳腺外科、さらには麻酔科でも研鑽を積みました。あらゆる診療科で「命」や「身体の機能」と向き合ってきた経験は、現在の手術における正確な技術や安全管理の土台となっています。
—その後、大手クリニックを経て独立を決意されたのは、どのような心境の変化があったのでしょうか?
大手では多くの症例を経験できましたが、どうしても効率が重視される傾向にあります。私は、自分の裁量で一人ひとりの患者様に最大限の時間をかけ、納得のいく丁寧な医療を提供したいと考え、MJ CLINIC SAPPOROの開院を決意しました。
—先生が掲げる「丁寧な施術」とは、具体的にどのような姿勢を指すのでしょうか?
一言で言えば「一期一会のオペに、最大限の誠実さを尽くす」ということです。美容外科の手術は、患者様にとっては一生に一度の大きな決断です。美容外科医側にとっては美容整形というものが日常になってしまいがちですが、患者様の人生を預かっている緊張感を常にもつのは当たり前で、一切の妥協が許されません。 私が注力している「クマ取り」や「裏ハムラ」などの目元の手術は、数ミリの差で結果が大きく変わる非常に繊細なものです。MJ CLINIC SAPPOROでは、カウンセリングから私が直接お悩みを聞き、手術、そしてアフターケアまで一貫して責任を持ちます。時間を惜しまず、納得がいくまで組織を丁寧に扱う。この当たり前のことを、最高純度でやり続けることが私のこだわりです。
—カウンセリングにおいても、その「丁寧さ」は共通していますか?
もちろんです。患者様が何を望んでいるのか、その理想に対して医学的に何が最善なのかを、嘘偽りなくお伝えします。 情報の透明性を保つことは、医師としての誠実さの証です。患者様に「この先生なら信じられる」と思っていただいて初めて、メスを握る資格があると考えています。派手な広告で集客するのではなく、一度来ていただいた方が「本当に丁寧だった」と感じ、そこから信頼の輪が広がっていくようなクリニックでありたいと思っています。
—開院にあたって、スタッフの採用や教育はどう取り組まれましたか?
実は特別な採用活動はしていません。以前の職場から「先生についていきたい」と言ってくれた信頼できるメンバーが集まってくれました。日頃から誠実に向き合ってきた結果が、今のチームに繋がっているのは大きな誇りです。
—スタッフの方々に伝えている「MJクリニックの行動指針」はありますか?
「売上を意識しなくていい」と伝えています。目の前の仕事に対して「丁寧に、誠実に向き合っているか」を常に問いかけて欲しいと伝えています。 私はスタッフを「管理」するのではなく、共通の価値観を持つ「仲間」だと思っています。院長である私が誰よりも丁寧な仕事を背中で見せ、スタッフがそれを見て誇りを感じる。そんな好循環が生まれる組織こそが、私の理想です。
—今後の組織展開について、どのようにお考えですか?
派手な広告で集客を最大化するよりも、オフラインでの良い口コミが広がるような、地域に根ざしたクリニックを目指しています。「あのクリニックの先生なら安心」と言っていただける信頼の輪を大切にしていきたいと思っています。
—先生が描く「夢」を教えてください。
医療を通じて「徳」を積むことです。クリニックを運営して利益を上げることはもちろん大切ですが、それは目的ではなく手段です。その利益を社会に還元し、例えば少子高齢化の解決に繋がる活動や、次世代の子供たちがより良い環境で育つための寄付など、世の中を少しでも良くする力になりたいと考えています。 自分の人生が終わるその時、多くの患者様や仲間に囲まれて「あの先生に出会えて、自分の人生は豊かになった」と言ってもらえるような人生を歩みたい。MJ CLINIC SAPPOROという場所は、その理想を実現するための第一歩です。
—最後に、これから開業を目指す先生方へアドバイスをお願いします。
「将来開業したいから、今は技術だけを盗もう」という考え方はおすすめしません。技術は研鑽すれば身につきますが、もっと大切なのは「日々の誠実な積み重ね」です。 勤務医時代に、どれだけ患者様に対して真摯であったか、どれだけスタッフに敬意を払ってきたか。その「人徳」のようなものが、いざ独立した時に大きな差となって現れます。私が今、信頼できるスタッフに囲まれて開院できたのも、過去の自分が目の前の人たちと誠実に向き合ってきた結果だと思っています。小手先のテクニックではなく、医師としての人間性を磨くことを忘れないでほしいですね。
Profile
院長 村山 健二
2011年、東邦大学医学部卒業後、東邦大学大森病院にて皮膚科・形成外科を含む診療科を研修。研修医修了後一度品川美容外科に入職も1年で退職し、一般消化器外科に入局。消化器外科、乳腺外科、麻酔科をローテーションし、外科医としての高度な手技を習得、外科専門医医学博士取得。2020年より湘南美容クリニックに入職し、2022年には札幌大通院の院長に就任。数千件の症例実績を持ち、特に目元の手術に定評があります。そして2025年、札幌市中央区に「患者様第一」の理想を掲げた「MJCLINIC SAPPORO」を開院されました。