患者さんの心に寄り添う「優しさの医療」を。せたがや形成外科・美容外科クリニック院長・滝本磨理香先生が語る、形成・美容外科の無限の可能性
2026.06.04
無限大の笑顔と未来。地域に根ざし、内面から患者さんを輝かせる「せたがや形成外科・美容外科クリニック」滝本磨理香先生の挑戦
せたがや形成外科・美容外科クリニック
院長 滝本 磨理香
世田谷区南烏山に新たにオープンした「せたがや形成外科・美容外科クリニック」。地域に根ざした身近な存在でありながら、専門性の高い形成外科・美容外科医療を提供する同院は、すでに多くの患者さんから厚い信頼を寄せられています。今回は院長を務める滝本磨理香先生に、医師を志したきっかけや診療へのこだわり、そしてクリニックが目指す未来について詳しくお話を伺いました。
—滝本先生が医師を志したきっかけについて教えてください。
高校生の頃に、父と祖母を立て続けに亡くした原体験が大きく影響しています。その際、お医者様から病状説明を受けたのですが、当時の私には理解しきれない難しい専門用語が多く使われていました。家族の最期という苦しい局面で、言葉の壁からどこか「冷たさ」を感じてしまったんです。その経験から、「自分が医師になるなら、患者さんやご家族の心に寄り添える、徹底的に優しい先生になろう」と心に誓いました。
—親族に医師がいない環境から、強い信念で道を切り拓かれたのですね。その中で、なぜ形成外科や美容外科の分野を選ばれたのでしょうか。
もともとメイクが好きだったこともあり、医学を学ぶ中で「外見を整えることで人を支える」形成外科・美容外科に興味を持ちました。研修医時代は、顕微鏡手術を行う脳外科や心臓外科とも迷いましたが、最終的に「患者さんの内面までダイレクトに変えられる」この分野に強い魅力を感じて進むことを決意しました。
—先生が考える「美容外科」という学問の真の役割とは何ですか。
美容外科は、単に容姿を美しくするだけでなく、精神的な悩みや社会的な孤立を解消するための大切な医療です。たとえば、一重まぶたをコンプレックスに感じて学校へ行けなくなっていた子が、二重にする手術を受けたことで前を向けるようになり、元気に登校できるようになったりします。外見のコンプレックスが解消されることで、その方の人生や行動がポジティブに変わっていく。それこそが、この学問の本当の役割であり、やりがいだと感じています。
—今回、世田谷区の南烏山の地を開業場所に選ばれた理由を教えてください。
私自身、まだ子供が小さいので、子育てをしながらきちんとクリニックに責任を持てるよう、自宅からアクセスの良いエリアで探していました。それと同時に、事前のリサーチでこの千歳烏山周辺には、形成外科を専門として掲げているクリニックがほとんどないことが分かり、「ここに私の技術を必要としてくれる患者さんがいる」と確信して決めました。
—実際に開業してみて、地域の方々の反応はいかがですか。
ありがたいことに、想像以上にお声をかけていただいています。みなさん口を揃えて「こういうクリニックを待っていました!」と言ってくださるんです。「顔にデキモノができてずっと悩んでいたけれど、普通の皮膚科では切れないと言われ、大学病院は待ち時間が長くて行けなかった」という方が非常に多く、地域における形成外科の潜在的なニーズを日々実感しています。
—大学病院や総合病院が多い世田谷エリアにおいて、貴院はどのような存在でありたいですか。
大きな病院に行く手前の「気軽に行ける一次窓口」でありたいです。お顔のケガやデキモノ、火傷といったトラブルが起きたとき、「せたがや形成外科・美容外科クリニックに行けば、すぐにきれいに処置してもらえる」と真っ先に思い出していただけるような、敷居の低い、街の頼れる存在を目指しています。
—日々の診療において、滝本先生が最も大切にされている「経営・診療理念」を教えてください。
「今日できることは、今日すべてやる」ということです。医療を単なる事務作業にしてはいけません。今日その日のうちに患者さんのために全力を尽くす。例えばお怪我の治療では、受傷から8時間以内に適切な処置を施す「ゴールデンアワー」が非常に重要です。当院では、どんなに混み合っていても「今日はもう終わりだから明日来て」と先延ばしにすることは絶対にありません。開業以来、急なお怪我の患者さんをお断りしたことは一度もありません。
—美容のご相談や、治療プランの立て方でも意識されていることはありますか。
患者さんのご要望に対して、可能な限りその日のうちに選択肢を見出してあげることです。治療を押し付けるのではなく、初期の段階で「今日はこれを行い、1週間後に抜糸をして、その後は合計○回来院が必要です」と、明確なゴールと治療計画を提示します。見通しが立つことで患者さんの不安が和らぎ、途中で治療を諦めてしまう「自己中断」を防ぐことにもつながるからです。
—スタッフのみなさんとは、どのような方針を共有されていますか。
スタッフには常々、「一人ひとりの患者さんを家族のように大切に扱い、地域で一番優しいクリニックになろう」と言っています。当院のスタッフはみんな本当に優しくて、患者さんへの目配り・気配りは全国トップレベルだと自負しています。患者さんが緊張や恐怖心を抱かずにリラックスできるよう、手術中であっても積極的にお声がけをして、安心感を持っていただける環境作りにチーム一丸で取り組んでいます。
—新進気鋭のクリニックですが、これから2〜3年後の具体的な目標を教えてください。
当院のロゴマークは「メスで無限大のマークを描き、刃先に世田谷の『S』が入っている」というこだわりのデザインです。このロゴが表すように、地域における可能性を「無限大」に広げていきたいです。2〜3年後には、地域のみなさんにとっての受診の敷居がもっと下がり、「あそこに行けば滝本先生が何とかしてくれる」と、地域に完全に溶け込んだ存在になることが直近の目標です。
—滝本先生が医師として最終的にたどり着きたい「夢」は何でしょうか。
自分がこれからおばあちゃんになっても、ずっと現役で「街の滝本先生」と呼ばれ続けることです。保険診療でも美容診療でも関係なく、この街の人たちが困ったときにいつでも駆け込める場所でありたい。そして、かつて幼い頃にお怪我の治療で通ってくれていたお子さんが、大人になって今度は自分の赤ちゃんを連れて「先生、また診て」と来てくれるような、世代を超えてご家族の人生に寄り添い続けられる医師であることが、私の生涯の夢です。
—最後に、滝本先生と同じようにこれから開業医を目指す先生方へアドバイスやメッセージをお願いします。
私自身もまだ開業したばかりの駆け出しではありますが、何よりも大切なのは「目の前の、自分を頼ってきてくれた患者さんを絶対に裏切らないこと」だと実感しています。たとえ仮に患者さんが一日に一人しか来なかったとしても、その一人が「治したい」「変わりたい」と頼ってくれた心を尊重し、最後のその先まで自分が主体となって責任を持って診る。他力本願にならず、目の前の人の人生に自分自身が真摯に関わっていく強い信念があれば、信頼は必ず後からついてきます。先生方もぜひご自身の理想とする医療を信じて、一歩を踏み出してください。応援しています。
Profile
院長 滝本 磨理香
せたがや形成外科・美容外科クリニック院長。2014年埼玉医科大学卒業後、2016年に同大学病院の形成外科・美容外科教室に入局。2019年には米国・ワシントン大学形成外科への留学を経験し、高度な形成外科技術を習得。帰国後の2021年より医療法人健真会 城本クリニックにて研鑽を積み、2022年には同クリニックの柏院・立川院の院長を歴任。確かな技術と豊富な実績をもとに、2026年、東京都世田谷区に「せたがや形成外科・美容外科クリニック」を開業。親しみやすく優しい診療で、地域医療と美容医療の発展に尽力している。