地域医療への貢献を目指す–浜松歯科 中野 陽平 院長の経営と情熱
2026.02.17
「予防できる病気で悲しむ人をゼロに」立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック 谷口孝伸院長が目指す、患者様とスタッフが共に幸せになれる医療のかたち
立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック
院長 谷口 孝伸
東京都立川市の立川髙島屋S.C.10階に位置する「立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック」。院長を務める谷口孝伸先生は、がん研有明病院での超音波内視鏡(EUS)の経験をはじめ、消化器内科領域で豊富な実績を積み重ねてこられました。早期発見・予防医療の重要性を唱え、患者様が安心して受診できる環境づくりに注力されています。本インタビューでは、谷口孝伸先生に医師を志したきっかけから、開業における苦労やこだわり、そして今後の展望について詳しくお話を伺いました。
—医師を志したきっかけを教えてください。
高校生の時に理系を選んでいて、将来は分かりやすく専門的な仕事に就きたいと考えていました。生物を選択していたこともあり、自然と医療分野に興味を持ち、医師の道を選びました。
—消化器内科や内視鏡を専門に選ばれた理由は何ですか?
消化器内科の中でも、特に膵臓がんの早期診断や超音波内視鏡(EUS)の領域に深く携わってきました。がん研有明病院での専門的な学びや経験は非常に大きく、早期発見で患者様を救える可能性に大きなやりがいを感じたからです。
—勤務医から開業を決意されたきっかけは何だったのでしょうか?
勤務医として約13〜14年経験を積む中で、大きな病院へ行かなくても専門的な超音波内視鏡検査や精度の高い内視鏡検査を受けられる場所を作りたいと考えたのが一番の理由です。クリニックという身近な場で高度な医療を提供したいという想いから開業に至りました。
—開業後、人材採用やチーム作りで苦労されたエピソードはありますか?
開業後、患者様が増えて急激に忙しくなった時期に、急いで採用を進めてしまい組織作りで苦労した経験があります。焦って採用するのではなく、先手先手で体制を整える重要性を痛感しました。
—現在の採用面接はどのような体制で行われていますか?
過去の反省を活かし、現在は私一人で決めるのではなく、事務長や各チームのリーダーと一緒に面接を行っています。現場で働くスタッフの目線も交えて、みんなが納得できる仲間選びを心がけています。
—スタッフの教育やモチベーション向上で意識していることは何ですか?
細かいルールで過度に縛るのではなく、スタッフ本来の良さや自主性を活かせる環境作りを意識しています。月1回のミーティングや日々の掲示板共有を通じ、現場の小さな課題をスタッフ主体で改善してもらう形をとっています。
—クリニック運営において最も大切にされている理念は何ですか?
大きく2つあります。1つ目は「適切な検査を通じて、防げる病気をしっかり防ぎ悲しむ人を減らすこと」。2つ目は「集まるスタッフや関わる人みんなが幸せになれる場であること」です。
—業務効率化や医療DXに関して取り組まれていることはありますか?
各種クラウドサービスやシステムの連携を進めています。特に既存のシステム同士をスムーズに繋ぐために、AIを活用して自動化ボタンや連携ツールを自作するなど、デジタル技術を使った業務の効率化に挑戦しています。
—そうしたシステム導入やDX施策の手応えはいかがですか?
試行錯誤の連続ですが、AIを活用することで以前は出来なかったシステム連携が短時間で実現できるようになり、現場の負担軽減に繋がっていると実感しています。
—今後2〜3年で目指すクリニックの姿やビジョンをお聞かせください。
現在の診療レベルを高めつつ、地域の方々に「何歳になったらどんな検査を受けるべきか」といった予防医療の知識をお伝えする啓蒙活動に力を入れていきたいです。また、将来的にMRI検査なども自院でスムーズに提供できる環境を整えるのが夢ですね。
—これから開業を目指す同集の先生方へアドバイスはありますか?
医師は個人で何でも抱え込みがちですが、信頼できる先輩や専門の業者さんなど、周囲を頼って開業を進めることをお勧めします。一人で悩まず周囲のサポートを得ることが成功への近道だと思います。
—最後に、患者様や受診を検討されている方へメッセージをお願いします。
胃カメラや大腸カメラは「辛そう」「怖い」とハードル高く感じられる方が多いと思います。当クリニックではそのハードルをできる限り低くし、安心して楽に検査を受けていただける環境を整えています。お腹の不安があれば、どうぞ気軽にご相談ください。
Profile
院長 谷口 孝伸
立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック 院長。 2012年3月に弘前大学医学部医学科を卒業後、立川相互病院にて初期研修・内科勤務を開始。2015年4月より甲府共立病院消化器内科、2017年4月より立川相互病院消化器内科に勤務。2018年11月にはがん研有明病院消化器内科へ超音波内視鏡(EUS)の国内留学を行う。2019年10月に立川相互病院消化器内科科長に就任し、専門性の高い診療と後進の育成に貢献。2024年8月、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニックを開院。