患者様と家族のように寄り添い、地域に根ざした温かい耳鼻咽喉科医療を。鈴木耳鼻咽喉科医院 吉岡友真院長インタビュー
2026.10.06
「地域のみなさまが安心して相談できる場所に」鈴木耳鼻咽喉科医院・吉岡友真院長が目指す、一人ひとりに寄り添う医療
鈴木耳鼻咽喉科医院
院長 吉岡 友真
神奈川県横浜市戸塚区にある「鈴木耳鼻咽喉科医院」。長年地域医療を支えてきた歴史ある当院で、2025年に院長へと就任したのが吉岡友真先生です。吉岡友真院長は、大学病院や関連病院で小児の睡眠時無呼吸症候群やめまい、アレルギー性鼻炎など、専門性の高い診療と研究に深く携わってきました。また、自らも子育てや家族のケアを経験する中で、患者様やそのご家族の「困りごと」に共感し、生活背景まで考慮した丁寧な診療を大切にされています。今回は、吉岡友真院長に医師を目指したきっかけや診療への想い、クリニックの今後の展望について詳しくお話を伺いました。
—医師を志されたきっかけについて教えてください。
東戸塚の地域で開業していた父の姿を見て育ったことが大きいです。小さい頃から父のクリニックに出入りすることが多く、地域の方々と深く関わりながら手助けをしていく姿を見て、自然と「自分も地域の方々の役に立ちたい」という気持ちが芽生えました。
—数ある診療科の中で、なぜ耳鼻咽喉科を選ばれたのでしょうか?
父の背中を見て育った影響もありますが、耳鼻咽喉科は患者様とより近い距離で接することができる診療科だからです。大学病院などでの勤務を経て、患者様の生活スタイルや日常の悩みにしっかり寄り添える開業医という存在に魅力を感じ、耳鼻咽喉科医としての道を歩むことを決めました。
—お若い頃は医師以外の夢をお持ちだったことはありますか?
昔から歴史が好きだったので、一時期「考古学者になりたい」と言っていた時期もありました。ですが、それも一時的なもので、根底にはずっと地域医療への思いがありました。
—吉岡先生の専門分野について教えていただけますか?
大学病院では主に「小児の睡眠時無呼吸症候群」の研究に長く携わり、論文を書いて医学博士号を取得いたしました。また、大人の睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法や、めまい診療、アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法、補聴器外来なども専門として力を入れてまいりました。
—お子様の睡眠時無呼吸症候群にはどのような特徴やリスクがあるのでしょうか?
いびきや呼吸の停止があると、成長発達の妨げになったり、学業面や夜尿症、低身長など様々な影響を及ぼすことがあります。見過ごされがちな疾患ですが、早期に発見して適切な治療を行うことで劇的に改善するケースも多いため、非常に重要視しています。
—めまい診療やアレルギー治療においても注力されている点はありますか?
めまいは耳鼻咽喉科の疾患が隠れていることが多いため、最新の検査機械などを取り入れて精密な診断ができる体制を整えています。また、アレルギー性鼻炎に対しても根治を目指せる舌下免疫療法など、一人ひとりの症状に応じた選択肢をご提案しています。
—2025年に院長へ就任されましたが、勤務医時代と比べてどのような変化を感じていますか?
患者様との関わり方がより深くなりました。大学病院では手術をして終わりの関係も多かったのですが、クリニックでは患者様のライフスタイルやご家庭の背景まで考慮しながら、長くお付き合いをしていくことができます。診療以外の経営や雇用の大変さもありますが、その分やりがいも非常に大きいです。
—鈴木耳鼻咽喉科医院ならではの強みや魅力は何ですか?
赤ちゃんの頃から通ってくださり、成長して親になり、さらにそのおじいちゃん、おばあちゃん、ひいおじいちゃんまで、ご家族何世代にもわたって通っていただけるアットホームさです。「保育園で薬を飲むのが難しい」「この時間帯しか受診できない」といったお困りごとにも柔軟に対応しています。
—患者様がストレスなく受診できるよう、工夫されている取り組みはありますか?
待ち時間を減らすために電子カルテのシステムを見直したほか、検査時の痛みを軽減できるよう従来より格段に細い内視鏡カメラを取り入れました。また、院内も木目の温かみが感じられる雰囲気にリフォームし、リラックスしてお待ちいただける環境を整えています。
—クリニックの今後のビジョンや目指す姿を教えてください。
患者様はもちろん、一緒に働くスタッフも含めて、関わるみんなが笑顔になれる温かい雰囲気のクリニックにしていきたいです。「また何かあったらここに来たい」と思っていただけるような、安心感のある場所であり続けたいですね。
—耳鼻科を受診するか迷われている患者様へメッセージをお願いします。
耳鼻咽喉科は「こんな軽い症状で受診してもいいのかな」と遠慮される方が多いのですが、どんな小さな違和感やお困りごとでも気兼ねなくご相談いただきたいです。不安を解消できるよう丁寧にお話をお伺いします。
—最後に、これから開業医を目指す先生方へアドバイスやメッセージをお願いします。
開業すると、診療だけでなく採用や雇用、コスト管理など、想像以上に大変な業務がたくさんあります。良いことばかりではないのが現実ですが、患者様と近い距離で長く関わり、「ありがとう」と直接感謝のお声をいただける喜びは、開業医ならではの大きな醍醐味です。大変な分だけやりがいも十分にありますので、ぜひ強い想いを持って一歩を踏み出していただきたいです。
Profile
院長 吉岡 友真
2011年日本医科大学付属病院での初期研修を経て、2013年日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科に入局。2015年同科助教に就任し、専門外来や研究に従事。2023年に鈴木耳鼻咽喉科医院副院長に就任。2024年に小児睡眠時無呼吸症候群の研究で医学博士号を取得し、日本医科大学武蔵小杉病院非常勤講師を兼任。2025年より鈴木耳鼻咽喉科医院院長に就任。豊富な臨床経験と専門知識を活かし、赤ちゃんからご高齢の方まで、地域の方々が安心して通える温かい医療の提供を行っている。